80対20の法則

コメ兵が採用している80対20の法則とは?

RULE

名古屋コメ兵の商品を売るときの80対20の法則とは、100点の商品を 出品したら2週間以内に20点売れるように値段を付けることです。 この販売における80対20の法則以上に売れてしまう、100点出したら 40点がすぐに売れてしまうような金額だと、商品がすぐになくなってしまいます。 それならもう少し高い値段で売っても良かった、と判断されるのです。 そして80対20の法則は売れ残った商品にも適用されます。 100点の出品で2ヶ月経っても売れ残るのは20点になるよう、 売値を設定するのです。 もし30点も売れ残っているなら売価が高すぎた、もっと安く売るべきだった、 となります。 そして2ヶ月たっても売れ残った商品は20%ほど値引きがされ、 それでも次の2ヶ月間で売れなかったらさらに20%値引きとなります。 名古屋コメ兵ではこの法則で、売れ残った商品も2年以内に売ることを 目標としています。 それでも売れ残ってしまう商品は、衣料品なら6階の量り売りフロア、 Yen=gへ行くことになります。 このフロアに運ばれた衣料品は最初に1グラム4円のブースに運び込まれます。 服のブランドや素材、状態は関係なく、その重量によって値段が付けられる ユニークな方法で販売されており、商品をカゴに入れ、レジに置いてある計りに 乗せて重量分の金額を支払うことになります。 例えば200グラムの重さの服なら、200グラム*4円で800円、 という会計です。 それでも1週間売れ残ったら、次は1グラム3円のブースへ移動となります。 また1週間残ったら1グラム2円、次は1グラム1円、と値下げされます。 もともとは古着屋としてスタートしたコメ兵だけあって、 この分野には特別な思い入れがあるのでしょうか。